
11/8に天皇杯4回戦で鹿島アントラーズと対戦した我が浜松代表のホンダFCですが、0-4で敗退してしまいました。
ですが、内容は点差ほど開きはありませんでした。
JFL首位を快走するホンダFCは前半12分にDFが相手FWで競り合いながらもGKへバックパスしようとヘディング。これを前に出て処理しようと出てきたGKとタイミングが合わず、なんとオウンゴール献上・・・バックパスは枠を外すのが基本でございますよ・・・
このオウンゴールでホンダイレブンは「前半守備的にでも様子を見ながら」というゲームプランを狂わされて浮き足だってしまいます。
15分、19分と立て続けにゴールを決められて早くも0-3に。
勝負はここで決まってしまいました。。。
しかし、後半に入ってからの攻撃は見事でした。
セットプレーから60分に失点するも、鹿島の運動量をはるかに上回り、相手サイドへ押し込んだ試合展開を披露。
残念ながらフィニッシュになかなか持ち込めず最後まで得点することはできませんでしたが、一矢むくいようとあきらめないその姿勢は、
まさに「やらまいか魂」!!!
相手は数々のリーグタイトルを持つチーム。
実力差を考えると「妥当」かもしれませんでした。
しかし、ホンダFCにとって鹿島アントラーズは歴史的にみて特別な相手。
どーしても負けてほしくなかった・・・
90年はじめ、ホンダFCはJリーグに参加することを断念しました。
(したとしても「浦和」を本拠地にしようとしてたわけですが(--;)
この時にほとんどの主力選手(本田泰人選手、長谷川祥之選手、内藤就行選手、黒崎久志選手)ばかりか監督の宮本さんまで当時2部だった「住金鹿島(鹿島アントラーズ)」に移籍してしまいます。
そして、この鹿島アントラーズがJリーグ初年度を制覇していくことに・・・
2部で本来ならJに上がれる条件でなかったチームが「ホンダ資産」で一気に花開き(実際はジーコとアルシンドがの力が大きいんですけどね)、日本リーグトップクラスという資産を手放したチームは路頭に迷うことになってしまいました。
現在に至っても何度もJリーグ昇格への夢を絶たれながらJFLの上位を常時キープするホンダFC。
今一番「J昇格」が可能なチームなのですが・・・
ガンバレ!!!ホンダFC!!!